〔22番(横山 強君)登壇〕
◯22番(横山 強君) 皆さん、おはようございます。きょうは声が少し出にくいので、傍聴席の方、このぐらいの声で聞こえるでしょうか。よろしくお願いいたします。
22番、市民の会、横山 強、令和元年12月第4回
定例議会開催に当たり、事前通告による
グランドデザインについて一般質問をいたします。
平成30年9月7日、一般質問で市長答弁を、綾政策部長は、
讃岐造船跡地だけでなく、庁舎周辺を含めた
グランドデザインを実施したいとの答弁が、今回示された
グランドデザインは
讃岐造船跡地だけを整備するデザインとなっている。先般、一般質問に対する答弁と異なった今回の
グランドデザインは、
詫間庁舎付近の整備は描かれていない。議会軽視とした虚偽答弁は議会の根幹を覆し、市民の声を逸脱した行為であります。この問題について伺います。
2番、
高瀬庁舎周辺の問題点は、平成26年、本庁舎周辺などの
エリアマネジメント報告書作成委託料を735万3,000円支出した成果が何一つなかったことと、
讃岐造船跡地の
グランドデザインは、
にぎわい創造事業として、職員の給料から含めると2億円余りの支出を、市民の税金を投入して、何の成果もなく市民の税金を無駄遣いした問題点と疑問点などを伺います。
次に3番、今回新たに
高瀬庁舎周辺を
グランドデザインの計画に伴う事業を実施とする周辺の土地の取得とする費用と周辺整備とする事業予算などの詳細を明確に伺います。
4番、今回新たに
讃岐造船跡地にかかわる
グランドデザインを実施とする事業予算とした詳細などを伺います。
5番、
高瀬庁舎周辺の整備事業や
讃岐造船跡地を整備とした
グランドデザインによる実施計画は市民の税金を投入することにより、費用対効果がないのに、あえて実施とする
グランドデザインは、市民の税金の無駄遣いではないのでしょうか、伺います。また、
讃岐造船跡地に無謀な計画を実施すれば、今、三豊市民に対する市民の
借金が57万円だが、これ以上市民に
借金を背負わす政策が正常とした三豊市政なのか、伺います。
6番、
高瀬庁舎周辺の民間敷地が
グランドデザインとして計画としているが、その根拠などと、予算計上が確定でない無謀な実施事業に市民の理解が得られるのかを伺います。
7番、
高瀬庁舎周辺の
グランドデザインによる
アンケートは、少数市民と職員による募り方が正常なのでしょうか、伺います。これらの大事業の素案評価が適正なのかも伺います。また、
アンケートは三豊市民、各7町で最低でも5割実施とし、民意の回答を市政に取り込むべきではないのでしょうか、伺います。
次に8番、
讃岐造船跡地の
グランドデザインの中に企業に誘致とあるが、企業を誘致することが
にぎわい創造事業の一環となると市政は解釈した取り組みとしているが、取得した土地の5割に近い面積を譲渡することが正常な施策と言えるのかを伺いますとともに、企業を誘致すれば土壌の取り除き問題はどのような施策なのか、また、ドック2基の解体及び埋め戻しなどや企業誘致に対する地盤整備費にかかわる支出額と
讃岐造船跡地全体が、今回
グランドデザインのとおりに完成とした予算計上を明確な回答を伺います。
同じく9の1で、
讃岐造船跡地と
高瀬庁舎周辺の
グランドデザインは、当初の
にぎわい創造事業の趣旨からかけ離れた
グランドデザインが
創造にぎわい事業と言える施策なのかを伺います。
同じく9の2番で、これまでに
グランドデザインを行政はコンサルに船中八策に例えた素案を丸投げした立案は、総合計画による立案が大半利用されているが、この立案と
讃岐造船跡地の整備計画と
高瀬庁舎周辺とする立案とした
グランドデザインの整合性が不透明とした立案をやめ、担当部局の職員による立案構成とする能力がないのかを伺います。
10番、
讃岐造船跡地にこれまで約2億円も市民の税金の無駄遣いをした経緯などを伺いますとともに、
讃岐造船跡地に市民の税金を無駄遣いとした施策とするのか、無駄遣いとした事業費の詳細を明確に伺います。
11番、三豊市政の将来に向けた
グランドデザインとした構想が、行政部署の職務機能が発揮できないなら、今後、政策部や民間委託とした
グランドデザイン事業の業務は廃止と、政策部での取り組みを廃止としてはどうかを伺います。
以上で私の一般質問といたします。
◯議長(詫間政司君) ただいまの質問に対し、理事者の答弁を求めます。
市長 山下昭史君。
〔市長(山下昭史君)登壇〕
◯市長(山下昭史君) 横山議員の御質問にお答えいたします。
グランドデザインについては、議員御発言の去年9月、第3回定例会の横山議員の一般質問において、私の答弁として、今後は
讃岐造船跡地だけで検討するのではなく、
詫間庁舎周辺から
讃岐造船跡地までのエリアの利活用の方法について、民間企業に
サウンディングを行った上でエリア全体の
グランドデザインを描き、その中で
讃岐造船跡地の利活用の方向性を検討してまいりたいと答弁申し上げました。しかしながら、議員御指摘のとおり、今回
グランドデザインで描いた将来図については
讃岐造船跡地のみの図であり、
詫間庁舎周辺から
讃岐造船跡地までのエリア全体の
グランドデザインを描き切れておりません。このことについては、前回の答弁が実現できていないことにつきましては反省し、深く受けとめております。また、この
グランドデザインの提案に際し、議会に対して十分な説明が行えていないことにつきましては、執行部内での協議の積み重ねを指示し、今後これら
グランドデザインについて御審議いただけるよう進めてまいりたいと思います。
また、過去の経緯の中で、種々の計画を行いながらも実現に至っていない点について、市民の皆様に御心配や御迷惑をおかけしておりますが、今後もしっかりと説明責任を果たしながらまちづくりに取り組んでまいりますので、御理解と御協力をお願い申し上げまして、私からの答弁とさせていただき、御質問の補足部分について政策部長より答弁させていただきます。
◯議長(詫間政司君) 政策部長 綾 章臣君。
〔政策部長(綾 章臣君)登壇〕
◯政策部長(綾 章臣君) それでは、横山議員の御質問にお答えいたします。
まず、1点目の平成30年9月7日一般質問で、
讃岐造船跡地だけでなく、庁舎周辺を含めた
グランドデザインと虚偽答弁と、異なった今回の
グランドデザイン等の問題点を問うとの御質問ですが、先ほど市長も申し上げたとおり、昨年9月7日、平成30年第3回定例会の一般質問で、
讃岐造船跡地のみを対象とした
サウンディングではなく、
讃岐造船跡地及び詫間支所から考古館までの公共施設、さらにはマリンウェーブ、シーマックス、
たくまポートメモリアルパークまでをエリアとして実施し、エリア全体の
グランドデザインを描いた中で
造船跡地利活用の方向性を検討したいと答弁をいたしました。議員御指摘のとおり、今回
グランドデザインで描いたイメージ図につきましては、
讃岐造船跡地のみの図であり、
庁舎周辺エリア全てを描き切れず、前回の答弁と異なった結果となったことについて、議員に対しておわび申し上げなければなりません。今後は庁内において、今回設定した役割と整備の方向性のもと、
当該エリアの将来図も明らかにしてまいります。
次に、2点目の高瀬庁舎と
讃岐造船跡地の
グランドデザインの問題点と疑問点を伺うについてですが、まず平成26年の国土交通省からの委託事業で行った本庁舎周辺の公的不動産の
エリアマネジメントでは、貸し館機能のみであった、現在のみとよ
未来創造館を中心として、図書館、公民館などの機能の複合化を図ってきたところではありますが、
当該エリア全てを含めた整備には至っておりません。また、
讃岐造船跡地につきましても、これまでも種々の構想や計画を立てながらも、その実現に至らなかった点につきましては、これまで実現に至らなかった経緯、現在行っているドックに係る調査の結果なども踏まえて、
讃岐造船跡地の有効活用に取り組んでまいります。
次に、3点目の
高瀬庁舎周辺を
グランドデザイン実施とする明確な
事業予算等を伺うにつきましては、議会でも御説明申し上げましたとおり、現在、
当該グランドデザイン実施に係る総事業費について示したものではなく、議員御指摘の土地取得と周辺整備に係るそれぞれの事業予算についても、現段階では概算額を御提示することはできません。今後、議会において実現に係る
予算スケジュールを御審議賜りたいと思います。
4点目の
讃岐造船跡地にかかわる
グランドデザインを実施とする
事業予算等を伺うにつきましても、先ほどの答弁と同様になりますが、現段階におきましては御提示できる予算額はございません。今後、議会において実現に係る
予算スケジュールを御審議賜りたいと思います。
次に、5点目の
グランドデザインによる実施計画は市民の税金の無駄遣いではないのか、また、
讃岐造船跡地に今後市民の税金を投入し、市民個々の
借金とする問題点を伺うについてですが、
讃岐造船跡地につきましては、重ねての答弁となりますが、これまでも水族館を核とした
にぎわい創出などの計画を立てながらも、その実現に至らなかった点につきましては、税金が生かされておらず、反省しております。現在、一般会計における地方債残高361億円余り、市民1人当たり
借金57万円となっている中、市の財政経営も十分に検証を行いながら、しっかりと説明責任を果たし、税金が市民の皆さんのために生かされるよう取り組んでまいります。
次に、6点目の
高瀬庁舎周辺の民間敷地が
グランドデザインとして計画しているが、その根拠等と予算計上が確定でない無謀な実施事業とした問題点を伺うにつきましては、
グランドデザインの中に示した
市役所本庁舎周辺の将来のパース図におきまして、議員御指摘のとおり、民間敷地や私有地が含まれております。今後、
当該エリアの将来図をイメージしていただくためトータル的に描いたものではありますが、今後この将来図をもとに、関係各位との協議並びに市議会での御審議をいただきながら、
エリア整備を進めてまいりたいと考えております。
次に、7点目の
グランドデザインの
アンケートは少数市民と職員による募り方が正常なのか、これらの大事業の素案評価が適正とした問題点を伺うにつきましては、今回
シティブランド及び
グランドデザイン構築に当たり行った
調査アンケートは、
インターネット調査520名、
市民アンケート150名、
市職員アンケート421名、企業への
当該エリアへの参入意向などを伺った
サウンディング調査31社、市民・
職員ワークショップ計64名などを行ったところでございます。より多くの市民の声をいただいた上で計画を策定すべきではないかという御指摘につきましては、そのとおりでありますので、今後、調査の手法、回収、返送率のアップについて議会とも協議しながら、より多くの市民の声を事業に反映させていただきたいと思います。
次に、8点目の
讃岐造船跡地の
グランドデザインの中に企業に誘致とある問題点を伺うにつきましては、先ほども申し上げましたとおり、
造船所跡地につきましては、事業用地としての活用案も確認できました。
讃岐造船跡地及び
詫間庁舎周辺エリアにつきましては、地域の拠点としてふさわしい場所となるよう整備を進めてまいりたいと考えております。
次に、二つ目の土壌、ドック等にかかわる支出額と
讃岐造船跡地全体が
グランドデザインのとおりに完成したと予算計上する試算について、明確な答弁と疑問点と問題点を伺うにつきましては、まず9月議会で議決いただきました補正予算額352万円でございますが、調査結果を踏まえて、
グランドデザイン等の方向性に基づき活用方法についての深度化を図っていくこととしております。この
実現可能性等の検証がどのような方向性になるにしても、ドックの利用については大きなポイントとなります。また、ドックがつくられたのは昭和36年と昭和47年となっており、平成4年、5年には一部拡張もされておりますが、老朽化による問題もございます。また、構造物は産業廃棄物に位置づけられており、開発する場合には撤去する必要があり、その際には撤去に要する費用も発生いたします。しかし、その構造物が有用性のある工作物と認められた場合には法の適用外となり、そのままの状態で埋めて開発することが可能になる場合もございます。今回は調査結果を踏まえて、ドックに係る構造物を撤去または埋める埋めないといったケースに応じた経費を把握する調査であるということを、香川県
環境森林部廃棄物対策課において確認しております。この調査業務につきましては、本年10月16日に委託業者と契約し、履行期間は来年3月31日までとなっておりますので、成果が出ました折には御報告をさせていただきます。なお、実際に見解を得るには、香川県
西讃土木事務所建築指導担当に用途の具体的な図面等によって判断されることとなりますので、現時点では法の解釈の確認はできておりますが、最終的な見解を得るには本調査結果に基づく
讃岐造船跡地の活用方法の方向性が確定した後となります。
議員より御指摘がございました
ドック撤去等に係る費用でございますが、構造物を撤去して埋める場合、撤去せずに埋める場合、また購入土で埋める場合、流用土で埋める場合なども含め、今回の調査におきまして明らかにすることとしておりますので、お示しできる段階となりましたら、適宜報告をさせていただきたいと思います。この点、御了承いただきますようお願い申し上げます。
次に、9点目の
讃岐造船跡地と
高瀬庁舎周辺の
グランドデザインは、当初
にぎわい創造事業の趣旨からかけ離れた
グランドデザインの問題点を伺うにつきましては、
讃岐造船跡地におきましては、当初、水族館を核とした
にぎわい創造事業として、企業立地の考えに基づき公募を行いましたが、結果、正式な応募はなく、平成29年3月末に事業を終了しております。この反省点を踏まえ、
グランドデザインにおいては、エリア一帯での再整備を目指してまいりたいと思います。
次に、コンサルに船中八策に例えた素案を丸投げとした問題点を伺うでございますが、
全員協議会における船中八策に例えた発言につきましては、誤解を招いたことについておわびを申し上げたところでありますが、素案を丸投げによるものではなく、
委託事業者の支援をいただきながら、執行部や市民40名と職員30名の
合同ワークショップなどの検討を経て策定したものであります。今後も各部局間で協議を重ね、実現に取り組んでまいります。
次に、担当部署の職員による立案構成とする能力に対する問題点を伺うにつきましては、議員御指摘のとおり、職員みずからによるアイデア、発想を集約し、企画、構成を進めるべきですが、限られた職員の中でスピード感を要する対応や行政以外の専門的知見を必要とする場面では、効果的な連携が必要であると考えています。
続きまして、
讃岐造船跡地に係る現在までの支出額についてでありますが、平成24年度に
讃岐造船跡地現地調査業務からの総支出額は1億8,155万9,230円であり、この支出には
にぎわい創造事業の
事業者公募に係るアドバイザリー及び
サポート業務委託費1,320万8,400円も含んでいるほか、別途、職員人件費として約2,200万円の経費もかかっておりますが、議員御指摘のとおり、結果として、
にぎわい創造事業としての水族館誘致については結果を出すことができませんでした。このような反省点も踏まえ、
讃岐造船跡地につきましては、
グランドデザインの方向性を踏まえ、
地域経済活性化及び交流人口の拡大エリアとして、造船跡地を有効活用していくことを検討していくこととなります。今回、議員御指摘のとおり、市民の税金であるということに十分に留意し、現在実施しております
讃岐造船跡地整備方針概略検討業務の調査結果を、
グランドデザインに示した理念のもと、傾注して取り組んでまいります。
最後、11点目の三豊市政の将来に向けた
グランドデザインとした構想が行政部署の職務機能が発揮できないなら、今後民間委託とした
グランドデザイン業務は廃止を伺うにつきましては、この
グランドデザインの実現に向けては、決して政策部のみで取り組めるものではありませんので、
庁内関連部局がそれぞれ担う業務を明確にし、横の連携につきましても十分とりながら進めていかなければならないと考えております。今後も職員一丸となって、各政策、三豊市のまちづくりに取り組んでまいりますので、御理解と御協力を賜りたいと思います。
以上、横山議員の御質問に答弁させていただきます。
◯議長(詫間政司君) 理事者の答弁は終わりました。再質問はありませんか。
22番 横山 強君。
◯22番(横山 強君) 今回の
グランドデザインの事業ですが、当初に議場で一般質問で執行部は答弁という形で答えたならば、責任を持って今後取り組みに対してはしていただきたいと思います。市長からもそういうふうな答弁がございましたので、この件については私は触れないことにいたしておきます。
まず、1問目の
グランドデザインの計画につきましてですが、これは当初、議会に諮るべきであって、
グランドデザインの事業において3,040万という経費でございます。この経費についてでも、内訳が一つも委員会なり議会では審議されておりません。こういうことについて、これはなぜかと申しますと、令和元年10月17日の
全員協議会で、当時の総務委員長からの質問がここにございますが、その中で3,040万という一つの事業を起こすならば、議会なり委員会にきちっと審議するべきじゃないんですかね。これが1問です。
次に、今回
グランドデザインの讃岐造船の跡地なんですが、ここに企業と、その裏には緑地地区ですか、親水公園ですか、その後ろに駐車場という形のものになっているんですが、これなんかは私から考えると、
皆さん御存じのように企業のための、後ろの緑地地区をとって駐車場をつくったような
グランドデザインになっているんですよ。これが本当の
グランドデザインとしての三豊市の
にぎわい創造事業になるんですか。例えば、その中に道の駅と言うてええのか、コンビニに毛の生えたようなレストランを一つつくってみて、そういう中でこれが
にぎわい創造事業で、そして産業のこれからの国内外からの一つの企業の案内場所というか、そういうふうなものに利用しているけれど、この政策にかかわった会社の方は、あの周辺を御存じやったんですか。あれが東北300メートルほど行くと、神島化学から始まって各種の企業とか団地があるんですよ。そこで事業案内すれば済む話じゃないですか。それをわざわざ、今の
讃岐造船跡地のところへ1企業を持ってきて、そこでそこが国の内外に対する案内する一つの役割を果たすんだというような、それが
にぎわい創造事業やと。こんなこじつけするようなことは、するそのものはどう考えとんですか。これは政策部としてはこの考えが本当にすばらしい政策やったんですか。これ2点目。
3点目。同じ
高瀬庁舎周辺に対して、
グランドデザインは、今までに平成26年に
高瀬庁舎周辺整備するために726万というお金を投入して、市民の税金を投入しとんですよ。投入して整備するというものが、今回の
グランドデザインの3,040万円には一切生かされていない。これどういうことですか。
そしてもう一つ。今の
グランドデザインの作成に当たって、
高瀬庁舎周辺の整備について、誰が考えても皆さん疑問に思うと思うんですが、計画図は一つの事業ですから、その事業においては周辺の用地をパースに入れる場合は、まず先に議会にかけて、議会にこういう構想を持ちたいんだというようなやり方をするのが正しい答えであって、よその土地を勝手に自分の敷地に、図面に描いてしまって、これはあくまでも構想なんですと。もし地主との交渉ができなかった場合、この3,040万という計画が全てぽしゃるわけなんですよね。ぽしゃった場合、3,040万の計画、
グランドデザイン費はどなたが責任持って市民の税金を弁済するんですか。それが1点。
それと、今回の計画なんですが、
グランドデザインというのは一つの計画ですから、計画に基づいたら、絶対に予算というものがまず先に組み込まなければならない、市政としては。それが全然、まだ予算が立たないんですというような話は、これはど素人と言うてもいいぐらいの話なんですよね。昔の人のことわざにあるんですが、盗人をつかまえて縄を編むというような話がよく言われる。それと全く置きかえたら、そこにつながるんですよね。大体、予算を組んで、そしてこういうデザインをつくるんじゃないか、そうする中で実行しなければならないんじゃないかというのが普通なんですよ。それをしないで、ただ単に絵を描いてみました。この絵を描いた結果、誰が、この絵が全てが整わなかったときのことになるんですけど、政策部、どのように対応するつもりなんですか、責任というものに対して。部長はことし3月で退職するから構わんけど、ほかの方たちは残っていますよ。その人たちの責任はどういうふうになるんですか。当然、部長も責任ありますよ、退職してでも。そういう中でこのような軽率な政策に臨むということはいかがなことですか。
次に、冊子の話をしましょうか。「船中八策」という本があるんですけど、これが俗に3,040万の本なんです。この3,040万というのはもちろん
シティブランド、これが含めてある、消費税込みの3,040万。正確には3,042万ですか。この本の中で、冊子、私は三豊市
グランドデザインの構築業務の冊子を見せてもらいました。これ、どこに今言った3,040万支払わないかんだけの効果があった本ですか。私これ見たら、讃岐造船の跡地と高瀬周辺地区の整備にかかわる、いわばこじつけた一つの前置きの冊子になっていると私は見とんですが、この中でこのとおりの今構築業務でされとるようなこういうものが三豊市の今の
グランドデザインのとおりの事業を行うんですか。これ1点。
そして、この
シティブランドコンセプト、メッセージ、シンボル。このことが書いとることというたら、こういうような内容ですわ。市民の皆さんも見てください。こういうふうな感じです。こんなものが本当に今の3,040万の中で製作された完成図、製本ですわ。このようなことは読めばわかるんだけど、こんなものは三豊市民の問題だから、政策部が担当でつくれば、3,040万円もかからずに済んでいるんですよ。そういうことが、なぜこんなことができないのかというのは前回私が言ったプロポーザルの問題点と、この3,040万の今回の
グランドデザインに対する無駄遣いの一つの手法なんですよ。その手法に対して、なぜこのようなことができないのかということを私は質問しておきます。
次に、讃岐造船の跡地で2億円からの損失をこうむってますわな。水族館の建設ができなかった理由の中で。皆さん簡単に、2億円損失しました、すいません、反省しています。反省していますという程度のもので、市民の税金が2億円も投入されて、それが今回の3,040万の
グランドデザインがまたこういうようなもので、市民に対して、2億円という金が投入された結果において何もできなかったということに対しては、どのような責任。私らは責任と言うたら弁済義務が生じる責任を言うんですよ。それに対して、ただ、申しわけございませんでした、計画がうまくいきませんでした、ごめんなさいと言うのは、それは反省の話であって、弁済、業務に対する責任の意味とはちょっと異なっていますので、そこらの問題点は明確にしてください。
次の問題。今までこの
グランドデザインでも、プロポーザルがそうだったんですけど、全てが各部署でつくれば何でもない話の、いわば冊子ですよ、市長。私今見たら。市長もよく見たらわかったと思いますけど。そういう中で市長のこれからの指導は、そういうところの部分ももう少し踏み込んだ中でしていただけたらと思うんです。その中で、今回も政策部での
グランドデザインという問題点を含めての事業は、私はもう廃止するべきやと思うとんです。なぜかというと、皆さんが素人集団やから。そして取りかかっている方が担当課長1人と、あとは片手間ですよ、俗に言う。あの仕事をし、この仕事をした中で、途中でその2名が参加しているということなんです。そうすると、これが本当の今からの140億ぐらいかかる事業、二つ合わせてかかるかもしれませんよ。もっと少なかったら結構なんですよ。だけどその事業が、たった担当課長と職員2人が片手間で、あの仕事し、この仕事しよる中で一緒にするという仕事とは、私は業務が違うと思うんです。そうなってくると、この職業は政策部では無理ということになるんですよ。そうすると、どうするかということなんです。それだったら、各担当部署が各自に自分とこにかかわる事業は自分とこで対応さすというやり方。そうすると、責任分担ができて、もっといい政策ができるということになるんですよ。そういうとこの部分で私は市長に一言、今回の提案としましては、こういうような政策部だけでの事業予算を組み入れて、それから各部署に配分するというやり方にして、そういうようなやり方は私はやめるべきだと、そのように思うんですけど、いかがでしょうか。最後の分だけは市長、答えてください。あとの分は全部、部長で結構です。答えられる人が答えてください。
◯議長(詫間政司君) ただいまの再質問に対し、理事者の答弁を求めます。
政策部長 綾 章臣君。
◯政策部長(綾 章臣君) 横山議員の再質問にお答えいたします。
質問の内容が多岐にわたっておりますので、一つ一つ説明させていただきたいと思います。
まず、経費の内訳ということですけれども、これはプロポーザルを実施したときの要項の中にそれぞれの内訳書を出しておりますけれども、各業務についてそれぞれ明確にしておりますけれども、この予算の部分につきましては審議ができていないというようなことの御意見も賜りましたが、これは補正予算として計上させていただき、議会にお諮りし、説明を申し上げ、遂行していったということでございますので、この点につきましては御理解賜りたいと思っております。
2点目、これは各企業のヒアリングを行った上で、この企業立地の讃岐造船の跡地のところへのグランドパースといいますか
グランドデザインを描いたわけですけれども、この部分につきましては、委託業者におきまして、各企業、先ほど言った工業団地の企業
サウンディング等々も行いまして、そういった企業の声を拾った上で、あのイメージ図を描いたものとなります。横山議員がおっしゃるように、例えばですけれども、コンビニエンスストア、商店等々が立地してにぎわいをつくっていくというような方法もあるかと思いますが、私ども
讃岐造船跡地をただ単に公共投資でやるのではなくて、官民連携による企業と一体となった形で行っていこうという考えのもとに、民間の投資を呼び込んでいくための
サウンディング、そして企業側が企業立地はあそこで可能ではないかというような答えのもとに、この
グランドデザインを描いております。したがいまして、ただ単に企業が立地するというのではなくて、企業が立地した場合に市民に対してにぎわいをどうつくっていけるのか、そういったことも含めた上での計画を遂行できればと考えた中でのイメージ図となっておりますので、この点についても御理解は賜りたいと考えております。
3点目、
高瀬庁舎周辺のPREの事業。
高瀬庁舎周辺の事業を平成26年に行っておりますけれども、この事業につきましては、国土交通省が都市再生計画のための公的不動産を活用検討する委託事業として三豊市が受託したものでして、この経費につきまして762万円。これにつきましては国からの委託事業として行ったものでありまして、そういった中で公共施設の再配置、機能の集約化、個々の取り組みを一つにして行っていく、コミュニティー機能を有する施設を住民が利用するとか、そういったものを仕分けしながら機能集約といったものが中心となりまして、こういった事業をもとに国交省の委託事業として実施した事業ですので、この点についても御理解賜りたいと思います。
あわせて、それに関連する民間所有地の上に計画図ができているということですけれども、
高瀬庁舎周辺のイメージ図につきましては、民間所有地が含まれております。この部分につきましては、高瀬のこの庁舎周辺のエリアをどうしていこうかというところでの構想図ということになりますので、所有者の方についてはお話はさせてはいただいておりますけれども、正式に協議をしているわけではございませんけれども、この計画図を立てていく上で、もし利活用ができるのであれば、皆様方の御理解をいただいて、こういったエリアのゾーニングを行っていきたいというようなことでのイメージ図でございます。この部分につきましては、後でも触れますけれども、こういったたたき台をもとに、全体構想というのは市民の方と協議し、進めていくということが施策だと考えておりますので、これは一つのイメージ図また構想図だということで御理解賜りたいと思っています。
5点目、予算についてですが、予算につきましては、先ほども言いましたとおり、議会への説明は当然のことながら、市民の方への説明責任はあると思っていますので、この点については、各議会、委員会にお諮りしながら進めておるところでございますので、これは御理解賜りたいと思っています。この
グランドデザインですけれども、重ねて申し上げますが、3,000万かかっておりますけれども、この部分については、先ほど言いましたように、
グランドデザインの中の仕様書がございますけれども、まず1点目は現状を把握すること、それにかかわる調査業務について、議員から御指摘もありましたが、少人数の政策部の担当課の中でそれを補完していくという支援業務も行っていただく。また、会議等、市民の会、また議会との調整会もありましたが、その中の開催支援をお願いする。あわせて議員御案内があったように、
シティブランドの構築業務、これは三豊市が一つになってイメージをつくっていこうということでの
シティブランドの構築業務。あわせて本庁舎
サウンディング及び市場調査、このあたりの
高瀬庁舎周辺の本庁舎周辺の市場調査等も行っていただいて、私たちができないカバーリングをやっていただいた。あわせて
詫間庁舎周辺及び
サウンディング型の調査、さらにはその拠点となるエリアデザインの
サウンディング。これは三豊市は7地域ございますので、その全ての
サウンディングも行ったという中で
グランドデザイン、85ページになりますけれども、この
グランドデザインの製本をしていただいたというようなことになります。この部分につきましては、所管の委員会で御説明させていただいているところでありますけれども、いずれにしても、この
グランドデザインというのがまちづくりの指針として、皆さんとイメージを共有して協議していくということになりますので、こういったものを通しながら、これが設計図、基本計画とか実施設計ではございませんので、こういったイメージ図をもとに皆さんと語り合いながら、どういうまちづくりをしていこうかということを、この
グランドデザインによってまちづくりの方向性を示していきたいというようなことになろうかと思います。
次に、讃岐造船の跡地で2億円かかったということになりますけれども、ここの部分については市の税金を使っていますので、慎重にやらなければいけませんけれども、まず1点は、この1億8,000万円のうちの1億円というのは土地購入費でございます。これにつきましては、詫間地区の災害対策、防潮堤等々対策のため、公用地としてでなければ県の護岸整備等が受けられないというようなこともございましたので、民間企業が入る前に市が取得して市民の安全対策を行ったということで、1億円も含まれた中での1億8,000万ですけれども、そうは言いつつも、1億8,000万の中で讃岐造船の跡地がまだ利活用されていないということについては真摯に受けとめなければいけませんので、この部分については議会の方と、この
グランドデザインをもとに今後どうしていこうかということも含めて、庁舎周辺のエリアを整備していければいいのかなと思っています。予算執行に当たっては当然のことながら慎重に行ってまいりたいと思いますし、この1億8,000万を投入したことで、またにぎわいをつくっていけるような市政、まちづくりに今後も取り組んでまいりたいと思っておりますので、御理解賜りたいと思います。
最後、各部署の事業所、専門部署をつくるべきだということですけども、この
グランドデザイン策定に当たりましては、各関連部局がプロジェクトチームをつくりまして、各課長に寄っていただきながら、その施策を反映するべく、この
グランドデザインの中に網羅しておりますので、この点については縦割りではなく、政策部が中心とはなりましたけれども、横の連携を図りながら行っておりますので、御理解賜りたいと思います。
以上、横山議員の再質問の答弁とさせていただきます。
◯議長(詫間政司君) 市長 山下昭史君。
◯市長(山下昭史君) 横山議員の再質問にお答えいたします。
まず、
グランドデザインについてなんですけれども、これが決定ということではございませんで、議員御指摘のとおり、幅広く市民の声を聞くということで、これを実施する場合には、これが本当に方向性を示したもので、これが皆さんにとってどうなのかというものをタウンミーティング的なことをやりながら、より広く市民の意見というのを反映して、それは議員御指摘のとおりの部分だと思いますので、それは実施していかなければならないと思っておりますので、そこの部分は御理解いただけたらと思います。
それと、議員御質問されました部署の担当に関してですけれども、現在、行政に係る市民ニーズというのは非常に幅広くなっております。そういった意味では臨機応変に、専門、専属の部署と言うとちょっと語弊があるんですけども、担当を決めて迅速に対応できるように。何が言いたいかといいますと、先ほどの部分もそうですけれども、各部署にまたがる事業が非常に多くなってきています。そこに横串を通すような意味で、専属の担当職員をつけてやっていかねばならないと考えております。今後、
グランドデザインも含め、市が抱える大きな課題につきましても、そういった形で取り組んでいきたいと思っております。ですので、一担当部署だけに係るものを、幅広い知見を入れる、各部署の知見も入れる、専門知見も入れていくという意味では、専属の班というかグループというか、そういうもので対応してまいりたいと思っておりますので、御理解いただきたいと思います。
以上です。
◯議長(詫間政司君) 理事者の答弁は終わりました。再質問はありませんか。
22番 横山 強君。
◯22番(横山 強君) 綾政策部長の最初の答弁、少し間違うてますよ。10月17日の全協の中で、ある委員長の答弁では、そういう費用をかけておるということはわかりましたが、何なのかさっぱりわからないので、こういう状態でということの中で報告を受けたら、それもデジタルがどうとかいう話になって、そういうふうなことの中に、こういうことは議会に諮ってくださいという言葉が入っているんですけど、あなたが言っているのは、委員会、議会にと。議会にかかっていたら私は一般質問しない。あなた方が言ったのは、予算がこれだけかかりますから、これでお願いしますという説明は受けているけど、詳細は受けていない。それが証拠に、私も確認とりました。このような明確な詳細は我々の議会のほうには出てきておりませんよね、総務委員会の方々、皆さん。そういうことなんです。私も確認とっておりますよ。そういうようないいかげんな話をひっつけて持ってくるんはやめてな。私は初めからわかっとる話しよんやからな。あんたはわからんつもりで言いよるか知らへんけど。それはもう一回訂正しなさいよ。
次、
アンケート。
アンケートのとり方が、今人口が6万3,000おりますかね。その中で世帯数が4万ちょっと、2万、ちょっと私もあれですけど、3万何ぼ、仮にあったとしましょう。3万5,000ぐらいあったとしましょう。その中で世帯別にとるんだったら、約5割ぐらいの。こういう大きな計画ですから、
グランドデザインは大きな三豊市のデザインの計画です。その中からとるべきじゃないんですか。たった、職員の900人の中から500人とって、その中から421人やったかな、回答が来たという話。その中で前に全協の説明では、今の職場では仕事の意欲が湧かない、だから
グランドデザインをすることによって仕事の意欲が湧くとかいうような説明があったような記憶、私は自分の頭にあるんだけど、間違うとったら訂正してください、結構ですから。そういうことの中で、職場というものは仕事をする場所は、仕事の意欲が湧くか湧かんかの問題じゃないんです。人間のやる意欲の問題なんですよ。昔、武田信玄は何を言ったか。人は石垣、人は城という言葉がある。城を持たなかったのが武田信玄。なぜか、それは人を信頼したから。そういうことにおいて、
アンケートはもっと幅広くとるべきじゃないんですか。今回のやり方はお手盛りの、言うたら三豊市政のこういうやり方をすると一番仕事がしやすいというやり方をしているのが今回の
アンケートのやり方じゃないんですか。これ1点。
この船中八策とかいうものについて、明細を見たら、これ何ですか、一体。情報収集分析費が130万、これ何ですか。それにヒアリング調査費が290万、何ですか、これは一体。現地調査費が150万。それも東京、大阪、高松、こんなとこへ行って企業に面談せないかんような問題あったんですか。たった1企業ですよ、今の
讃岐造船跡地の
グランドデザインの計画は1企業ですよ。1企業でこんなに全国津々浦々まで行って説明受けてこないかんだけの金を使わないかんのですか。
私一つ聞きます。この
グランドデザインの
シティブランド及び作成業務、これは恐らくプロポーザルをしたと思う。そのときの担当、各部長何人か出たと思う。その部長の中で、ここに出てきとる内訳書がある、これも見とると思う。この中でこの案がすばらしいと言うた人おったら挙手してください。点数つけたんだから、すばらしかった人、挙手してくれ。ないとこ見たら、これ見てごらんなさい。どれだけこの策定案が、政策部がやっていることがどのぐらいええかげんなかったかというのが目に見えてわかっとるじゃないですか。誰ちゃ手を挙げないじゃない。この中で誰か絶対におるはずなんです。そういうことでしょう。次これ見てくださいよ。
グランドデザインの情報管理費が120万、
グランドデザイン作成費が180万、ゾーニングエリア図面レイアウト。これ言うたら皆大体、三豊市の総合計画の中にある分が含まれとんじゃないんですか。それが330万ですか。
シティブランド構築費、全体計画作成・進行管理が150万、ファシリテーション、会議進行、議事まとめ、方向性指導120万、会議資料。これが参加者手元の資料作成、発表資料整理、参加者作成資料整理の分析50万円、デザインディレクション費が何とコミュニケーションデザイン企画、ロゴマークをつくっただけで180万。こんなことがあるんですか。キャッチフレーズ開発費、広報文案作成、これが何と250万。小計で750万。一番最初に言うたヒアリング調査やそれも含めたら570万円。そして次の共通費の中で業務推進費のとこでプロデューサー費が100万、プロジェクト推進管理業務費用が150万、文献資料作成費50万、イメージ調査費が100万、ヒアリング調査費が180万、報告書及び諸経費が85万、インターネットが100万。これ何ですか。これが3,040万も使わないかん、三豊市の市民の税金を使わないかん、これがすばらしいすばらしいあなた方の作成案ですか。あなた方は船中八策と言われる、船中八策の中にどれだけ三豊市の総合計画を引用しとる部分があったかわかりますか。讃岐造船の跡地と今の高瀬周辺の
グランドデザインの本質のあるページ数は何ページですか。6ページしかないんですよ。あんた首かしげるんやったら、もう一遍見てご、ほんだら。そういうことも含めて、こういうことが今の現実なんですよ。こういうような市民の税金の使い方はいいかげんにやめたらいかがですか。答えてください。
◯議長(詫間政司君) ただいまの再質問に対し、理事者の答弁を求めます。
横山 強君の持ち時間は3分です。
政策部長 綾 章臣君。
◯政策部長(綾 章臣君) 横山議員の再質問ですけれども、予算の詳細について議会には報告できておりません。このことについてはおわび申し上げたいと思います。訂正します。
この予算の執行に当たって、
アンケート調査等々を行っておりますが、先ほど市長も申し上げましたとおり、こういった調査の部分についてはできるだけ幅広い意見を聞き、またこの計画を策定した後もいろいろな形の中で市民の声を聞きながら施策を進めてまいりたいと思っておりますので、この点は御理解賜りたいと思います。さらに内訳書の中身ですけれども、この部分については、それぞれの事業者の中で内訳をされておりますけれども、ここの部分に係る経費というのは、例えばですけれども、議員御指摘された東京、大阪というのは、そういった企業にも事業の可能性があるのかどうかといった可能性も含めて調査されておりますので、この点についても御理解賜り、またロゴ、イメージ図等々ありますが、そういった部分については各専門員の方がその間の中で市民の方と打ち合わせも行い、市職員とも打ち合わせを行っているということで御理解賜りたいと思います。ですが、この予算執行に当たっては、今後も慎重に市民の方にも説明責任を果たしながら進めてまいりたいと思いますので、御理解賜りたいと思います。
◯議長(詫間政司君) 理事者の答弁は終わりました。再質問はありませんか。
残り時間、1分30秒です。
22番 横山 強君。
◯22番(横山 強君) 最後に市長、難しい問題は言いません。市長、私が思うのは、市民の声として、今の
グランドデザインの構築業務の中で讃岐造船の跡地は、あれは全てを駐車場にすることと、
詫間庁舎周辺、考古館までを、あそこを解体して、あそこを
にぎわい創造事業に持っていくのが一番正しいやり方やと思っております。お金がかからんやり方。そういう方向と、もう一つは高瀬の庁舎は、今の周辺の状況の中で、これからも災害発生とかあらゆるものがあると思います。そういう中で特例債の140億を利用するような方向性をするようにしたらいかがと思いますが、どうでしょうか、市長。
◯議長(詫間政司君) ただいまの再質問に対し、理事者の答弁を求めます。
市長 山下昭史君。
残り時間26秒になりましたので、簡潔明瞭に。
◯市長(山下昭史君) ありがとうございます。議員御指摘の御提案とか、そういったものも含めて、今後の
グランドデザインの中に生かしていくという考え方でございます。そういった御意見があろうかと思います。そういったものも、市民からもどんどん意見を入れていきながら、この
グランドデザインの経費を無駄にしないように取り組んでいくというのが我々の使命だと思っておりますので、御理解いただけたらと思います。よろしくお願いいたします。
◯議長(詫間政司君) 以上で、22番 横山 強君の質問は終わりました。
暫時休憩いたします。再開は10時45分といたします。
〔午前 10時33分 休憩〕
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〔午前 10時45分 再開〕
◯議長(詫間政司君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。
5番 浜口恭行君。
〔5番(浜口恭行君)登壇〕
◯5番(浜口恭行君) おはようございます。5番、清風会、浜口恭行です。通告に従い一般質問をさせていただきますので、よろしくお願いします。
最初に、MAiZMについてお聞きいたします。人工知能AIを用いて地域課題を解決し、新たな地方創生を目指す三豊モデルの拠点となる東京大学大学院松尾研究室みとよサテライトが本市財田庁舎内にオープンして、半年以上がたちました。三豊市、松尾研究室、香川高専の3者が協力して、一般社団法人みとよAI社会推進機構、通称MAiZMでの運営が行われている中で、現在は講座などの開催によるAI人材育成を軸に据えながら、AIを活用した、地域や企業が抱える課題解決の支援、実証実験が順次推進されているとお聞きしております。今後は生産年齢人口の減少により、多くの産業や企業が人手不足に悩みながら将来を模索している中で課題が顕在化している地方だからこそ早急な結果を求めるべく、このAI研究拠点への期待も大きいと考えますが、開設されて半年がたったMAiZMの取り組みの成果や運営状況、今後の展開などについてお聞きいたしますので、よろしくお願いいたします。
◯議長(詫間政司君) ただいまの質問に対し、理事者の答弁を求めます。